2005年 12月 18日
販売員としての心得 |
相方の会社もささやかながらボーナスが支給された。
そのささやかなボーナス(現金支給)をもって早速大宮へ。
先週お取置きしていたあのバーバリーのコートを買いに出かけたのです。
もちろん私もついて行きました。
お店に入って早速再びコートを試着してみたら・・・
にっ似合わない・・・。
びっくりするほど似合っていません。
まるでチープな貸し衣装屋の婚礼衣装です。
スーツとこのトレンチコートの相性が激悪のようです。
あまりの似合わなさに言葉を失いました。
「どう?」
っと聞いてくる相方。
「似合わない。ほんとに似合わない。」
きっぱり言いました。だってこれが現実。本人のためだもの。
店員さんはひきつった笑顔でなんやかんやとこの似合わないコートを
勧めてきましたが「ウソですよーん。」と顔に書いていました。
「売り上げ・売り上げ」っと円マークが目に表れていました。
私は販売員時代に似合わないものは似合わないときっぱりいう店員でした。
お客様が6万の似合わないコートと3万の似合うコートを迷っていたらきっぱり
3万円のコートを勧めることが出来ました。それが販売員としてのポリシーでした。
その一日の売り上げが少なくなってもそのお客さんはきっとまたお店に買いにきて
くれる。そして顧客となるのです。
似合わないコートを買わされたお客さんは二度とお店には来てくれません。
接客ってそういうものなんです。
おっと話がそれましたがそんなわけで相方のコートはキャンセル。
ささやかなボーナスは全額貯金することにしました。
これでいいのです。
店員さんんは売れるっと確信していたコートがこのおばさん(らむね)の一言
によってキャンセルされたので相当むっとしておりました。
あなたの気持ちはわかるけど、その表情をお客様に見せるのは失格なのです。
販売員は女優、お店は舞台。常に笑顔でいてください。
by ramunekoramu
| 2005-12-18 16:28
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