2005年 10月 03日
猫に小判 豚に真珠 相方に宝塚 |
行ってきました。
東京宝塚劇場。
観てきました。
ミュージカル・ロマン『霧のミラノ』
S席(2階席)だったため役者さんの顔までは判別できず、
衣装が替わるたびに登場人物がぐちゃぐちゃになってしまい
なかなかストーリーを追えなかったんだけど
途中から話が見えてきて楽しくなってきた。
宝塚独特の空気に乗り込まれたところで
衝撃的なラストシーン
戦争が終わり離ればなれになっていた恋人とお花畑で再会。
共に生きていくことを誓った。
ここでハッピーエンド。
かと思いきや
その直後、主人公がピストルで撃ち殺されてしまう。
銃声と女の悲鳴が響く。
そして幕。
大どんでん返しの結末に唖然・呆然・愕然。
らむねも胸撃ち抜かれてしまいました。
体中に電気が走ったみたいにしびれて動けなくなりました。
これが大人のミュージカルなんですね。
ディズニーみたいに夢と冒険のファンタジーラララララー♪的な
ハッピーエンドでは終わらないんですね。
現実ってそんなに甘くないですものね。
希望や夢や愛や恋や裏切りや絶望をドバーと詰め込んで
詰め込んでドカンと破裂させた刹那的な物語でした。
心震える感動を味わっている隣でうちの相方、
こんなことを考えていたそうです。
「どうして男の人が出てこないんだろう。」
「男役は男が演じた方がリアリティーがあるのになぁ。」
宝塚全否定。
宝塚をなんだと思っているんだ。
うちの相方は、もしかしたらこの人帰国子女なのではないか?
はたまた多国籍の方なのではないか?
と思うほど日本の事を知らないことが多くて驚く。
日本語もおぼつかない。
そのくせ日本の歴史にやたら詳しかったりするので不思議。
過去からタイムマシーンに乗ってきた人なのか?そうなのか?
相方の出生の謎にじっくり迫ってみることにする。
<お知らせ>
次回公演はベルバラですって奥さん。
これは行かなくちゃだわ。
宝塚歌劇星組・雪組『ベルサイユのばら』制作発表会
by ramunekoramu
| 2005-10-03 14:05
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